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【書評】多動力 新時代のビジネス書 ゆとり教育は間違っていなかった?

インターネットの普及で私たちの生活は大きく変化しました。

IotやAI、ブロックチェーンなどの技術で社会の仕組みが大きく変わろうとしています。

この変化に対して、私はどう対応していかなければならないのか?

 

そこで私がみなさんにおススメしたいのがこの本です。

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

言わずとしれた堀江貴文さんの『多動力』

社会の仕組みが変化するのであれば、ビジネス本や自己啓発にある内容も変化していかなければならないはずです。

そういう意味で、本書は従来のビジネス本とは一味違った内容になっています。

堀江貴文さんらしく、綺麗ごとを言わず、率直に分かりやすく説明されています。

 

私が参考になった内容を要点だけ紹介したいと思います。

 

 

 多動力とは

いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う 。

しかし多動力がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。 

 

かつてはマイナスだった多動力 

 これまでは1つの業界、1つの会社で仕事をしていくことがほとんどであったため、スペシャリストが求められていました。

しかしインターネットが普及し、これまで無縁だった産業同士を繋げ始めたため、異なる業界を超えていく「越境者」が価値ある人間となっていく。

 

1つのことをコツコツやる時代は終わった

 日本人は修行や下積み、球拾いなど苦しいことを我慢して行う美学があるが、そんな空っぽの幻想から目覚めてほしいと述べられています。

これまでは特定の人間が情報や技術を独占していたため、貴重な情報を持つ親方に弟子入りしたするしかなかった。

インターネットは皆で共有し、改良を加速させる「オープンイノベーション」の世界。

そのため情報自体に意味は無くなり、アイデアを進化させる力が求められる

そのアイデアを進化させる力が「多動力」であり、異なる分野の知識やノウハウを結びつけることができる越境者である。

 

自分の時間を取り戻す

いろいろな分野を勉強・経験するには「時間」が必要です。

そのためには普段の何気ない無駄な時間を徹底的に排除しなければなりません。 

時間を奪うものの最たるものは電話

電話は一方的に人の時間を奪うものである。

仕事をしているときに電話で中断させられることで集中が途切れ、リズムが乱される。

「メールしたので見ておいてください」なんていう電話を鳴らしてくるバカがいる

 本書の中で私が一番共感した部分です。

入社間もない時、先輩から

「だれよりも早く電話にでて、」

「メールを送った後、電話をしろ。」

「メールだけでは冷たく感じられて、人間関係が悪くなる。」

といったアドバイスを思い出します。

確かに電話をしないと不機嫌になる人もいます。

 

私自身はメールを貰うだけで十分で、電話を鳴らされて業務を中断させられることのほうがよほど迷惑に感じしまうタイプだったので、もっと同じように感じるひとが増えてほしいです。

 

『自分の時間を取り戻す』については有名な「ちきりん」さんの著書も非常にためになります。

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

知識ではなく、教養を身に着けろ

 上の項でも述べましたが、知識やノウハウはググればすぐに分かるものとなりました。そこで重要となるのが知識ではなく教養となります。

教養とは『時代が変化しても変わらない本質』のことを言う(本書P117)

 

教養を身につける方法

  • 何か疑問が湧いたら、その歴史を深堀し、根幹から理解する
  • 10冊の流行のビジネス本より、1冊の骨太な教養書
  • 身に着けるだけでは意味がない。具体的に落とし込む(アウトプット)

3つ目の項目についてはブログを始めてから、書評を書くようになり、内容を深く理解できるようになりました

書評で書くだけではまだ不十分だとは思うのですが、良い訓練になっていることが実感できます。

 

まとめ

 堀江貴文さんの著書を読むのは2冊目ですが、どちらにも共通して感じたことはゆとり教育は間違っていなかったのではないか?」です。

 

 「円周率3」に代表される学力低下や、「手を繋いでみんなでゴール」という競争心の低下などという情報ばかりに目がいってしまいましたが、ゆとり教育の本来の目的である下記の内容はどれも本書では重要とされているものです。

  • 特徴的な人材の育成(順位ではなく希少性)
  • 自分で考える力を育成 
  • 空いた時間で、自主的に好きなことをする

1度失敗と見なされたものを、再度取り入れることは容易ではないかもしれませんが、

その目的・本質の価値については再評価が必要なのではないでしょうか。

 

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