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【比較】京浜東北線 川口~大宮 ⑤地盤

 

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 今回も駅チカマンション目線で、京浜東北線川口駅から大宮駅までの各駅について【地盤】に注目して比較したいと思います。

 

地盤が弱い土地に建つマンションのリスク

建物の倒壊、破損
流石に現代のマンションで倒壊するようなことはありませんが、大地震により建物は損傷します。東日本大震災で被害を受けた仙台のマンションもほとんどが「一部損」として処理されてしまい、保険金の5%しか支払われないケースが多いそうです。 

マンションを救えるか ~見直し迫られる地震保険~ - NHK クローズアップ現代+

 


液状化

こちらも東日本大震災でその現象がTVで中継され、強い印象を残しているかと思います。地盤が弱く液状化リスクのある土地でも、支持層まで直接杭が打ち込まれていればマンション自体は沈下したり、傾かないようになっているようです。

マンション単体で見れば問題無いかもしれませんが、その地域が液状化してしまうとライフラインが寸断されてしまうおそれがあります。

 

以上のことから、マンションが地震対策されていることは大前提であり、地盤の強い土地に建っているほうが良いに越したことはありません。

 

 

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ハザードマップから見る各駅の危険度

さいたま市蕨市川口市のHPからハザードマップを見ることができます。

転載ができないので下記リンクを参照ください。

 

さいたま市ハザードマップ(4.78MB)

http://www.city.saitama.jp/001/011/002/p006793_d/fil/jisinmap-1.pdf

 

蕨市ハザードマップ(5.8MB)

http://www.city.warabi.saitama.jp/ct/other000017900/yure28.pdf

 

川口市ハザードマップ(4.7MB)

https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/14/025-026.pdf

 

 

概要は以下の通りです。

条件:東京湾近郊でM7.0クラスの地震が発生した場合の震度

 震度5強 :大宮駅周辺

 震度5強 :さいたま新都心駅周辺

 震度5強 :与野駅周辺

 震度5強 :北浦和駅周辺

 震度6弱 :浦和駅周辺

 震度6弱 :蕨駅周辺

 震度6強 :西川口駅周辺

 震度6強 :川口駅周辺

 

南部になるほど地盤が弱くなります。

 

大宮から浦和にかけて「大宮台地」が広がっており、南浦和の辺りが荒川氾濫低地との境になります。実際に歩いてみるとわかりますが、浦和から南浦和にかけて下り坂となっていきます。

 

歴史から見る地盤の強さ

地盤の強さを知る上で「地名」や「寺社仏閣」「旧街道」が一つの参考になります。

 

【大宮】

大宮という地名は、平安時代の『延喜式神名帳』にも載せられている格式の高い武蔵国一の宮氷川神社を「大いなる宮居」とあがめたことに由来するといわれ、その門前町として発生した。

さいたま観光国際協会HPより

氷川神社のような 歴史ある寺社仏閣がある土地は自然災害に強い傾向があります。

 

【与野】

与野市の歴史 ... 与野という地名の由来は明らかではないが、「与」には「○と○の間」という意味があり、与野とは「台地と台地の間にある原野」と解釈される地形・立地条件説、労働力を提供する代わりに金品を出す「米納」、「余納」や一定の租税を賦課できない不安定な土地「余野」などの言葉からの転訛説など、いくつかの説がある。

さいたま観光国際協会HPより

由来が定かではないので地名からの地盤の強さを推し量ることはできませんが、「〇と〇の間」という部分が、「大宮と浦和の間」と見えてしまい旧与野市の状況を表しているようです。

 

【浦和】

江戸時代、浦和近郊は沼地が多く、川魚が多く生息する水郷地帯で、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。その行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりで、味の良いことが評判になり、中山道を行き来する人たちがわざわざ足を運んだということです。

さいたま観光国際協会HPより

 「さんずい」など水を連想させる部首や「谷」「袋」などの窪地を表す漢字が使われる地名は地盤が弱い可能性があります。

浦和駅周辺には「岸町」「高砂」「太田窪」といった湿地帯や岸を連想させる地名が多く残っています。

ただ浦和駅中山道の宿場町であったり、調神社や玉蔵院など歴史ある自社仏閣もあるため歴史的に災害が少ない土地であったことが想定されます。

 

【蕨】

わらび地名の由来は「蕨」説と、「藁火」がなまって蕨になったとする説が伝えられています。 まず、「蕨」説は、近隣の戸田市川口市にもある地名の青木、笹目、美女木などの植物にならって名付けたとか、僧慈鎮(じちん)の「武蔵野の草葉にまさるさわらびをげにむらさきの塵かとぞみる」の歌をもって「蕨」としたなどです

蕨の歴史 - 蕨市公式ホームページ より

どちらの説もあまり地盤には関係のなさそうな由来ですね。 

 

【川口】

市名の由来は正確にはわかっていないが、鎌倉時代後期に作られた日記文学とはずがたり』に「小川口(こかわぐち)」という地名が記されており、後にこれが「川口」になったとされ、「小川口」の由来は、芝川と入間川(現・荒川)の合流地点に位置したことからとされている。

川口市 - Wikipediaより

 川口市だけに限りませんが、荒川沿いは地盤の強さだけではなく洪水の心配も残ります。2015年の鬼怒川決壊のようなことは無いかもしれませんが他の二つの市と比べると少し自然災害に対してのリスクが高い土地となります。

 

天災は忘れたころにやってくる

2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震により一時的に地盤に対する意識が高くなりました。しかし時間の経過とともに危機意識が薄れ始めているように感じます。あのような大災害があったにも関わらず東京湾岸部のマンションはバブル状態です。

 

今回の記事をまとめるにあたり、埼玉県は恵まれた土地だと再認識しました。

埼玉人気よもっと高くなーれ!